南米パタゴニア北部。
8000万年前のものと思われる
巨大恐竜の化石が
ほぼ完全な形で発見されたという!
現地の言葉で「巨大最高位の竜」と名付けられた
その新種の恐竜はまさに世界最大級の恐竜・・・。
フタロンコサウルス 学名(Futalognkosaurus dukei )
推定全長は少なく見積もっても32mもあり、
頭までの高さは13m!
4階建ての建物に相当する高さなんだという!!
(頭の高さといっても、首がどれくらいの角度の頭の高さなのか不明だ)
しかし!
この巨大恐竜発見ニュースのポイントは
そのデカさだけではない!!
それは化石の完全性だ!!
巨大恐竜の化石というのは
かなり断片的なものが大半といっていい。
南米白亜紀の
アルゼンチノサウルス (35m)の化石はほぼ胴椎のみ、
北米ジュラ紀の
セイスモサウルス (33m)は全体の3割程度
もっとも完全といわれる北米ジュラ紀の
スーパーサウルス (33m)では全体の5割程度の骨が
発見されている
そして
60mというとんでもない超巨大恐竜の
アンフィコエリアス は背骨1個のみ。
しかも、それは紛失してしまい幻になってしまったという始末。
(フタロンコサウルスの化石の発見部位)
しかし!
このフタロンコサウルス(32m)は
じつに体全体の7割の化石が発見されているという!!
巨大恐竜の化石は断片的なものが多く
その全長に推定が入りすぎるという欠点があったわけだが、
今回の巨大恐竜フタロンコサウルスの
32mという巨大さは確実なものとなっている!!